作品ご紹介

陽はまた昇る
-宙(そら)へ…2015A-

小林敬生木口木版画作品『陽はまた昇る-宙(そら)へ…2015A』

木口木版画 6枚組 87.8×59cm 2015年

陽はまた昇る
-宙(そら)へ…2015D-

小林敬生木口木版画作品『陽はまた昇る-宙(そら)へ…2015D』

木口木版画

陽はまた昇る
-EDEN 2015A-

小林敬生木口木版画作品『陽はまた昇る-EDEN 2015A』

木口木版画

陽はまた昇る
-樹又は根2015B-

小林敬生木口木版画作品『陽はまた昇る-樹又は根2015B』

木口木版画

陽はまた昇る
-都市2015B-

小林敬生木口木版画作品『陽はまた昇る-都市2015B』

木口木版画

展覧会のご案内

「私は大地を耕す如く、ひたすら版を彫って摺る。」(小林敬生)

小林敬生木口木版画作品『陽はまた昇る-宙(そら)へ…2015A』

 木口木版画家の小林敬生先生は、自らの制作姿勢について、次のように述べています。

 「人は額に汗し、糧を手にして生きて来た。私は大地を耕す如く、ひたすら版を彫って摺る。その制作姿勢を貫くことが、現代社会に対するメッセージであると考えている。」

 この言葉の背景には、なにかとてつもない作家の強い意思と使命感の存在を感じ取ることができます。

 この点について滋賀県立美術館学芸員の占部敏子氏は、2011年に刊行された画集『小林敬生』広報用のリーフレットの中で、次のように述べています。

 「林立する摩天楼と草木鳥獣魚虫が織りなす万華鏡のようなワンダーランド、錯綜する異空間が作り出す迷宮めいた世界。それは妖しくも幻惑的であるが、そこには自然の摂理に逆らい、自然を破壊し続ける現代文明への警鐘が、通奏低音として流れている。と、同時に、耳を澄ますと、そこには人間と自然の共生への祈りが密やかに囁かれているように思える。小林敬生が、何十年もかけて、版木と向き合い、人間と社会について、自然との共生について、地球の運命について思索を巡らしてきたことが、作品の中に結晶化しているのだろう。」

 本展におきましては、このような姿勢で作品制作に取り組んできた小林敬生先生の「陽はまた昇る」シリーズ作品約30点を一堂に展示します。作品鑑賞を通して作家のこれまでの画業の軌跡を辿りつつ、今現在私たちが置かれている状況をも省みたいと思います。何卒是非ご高覧ください。

〔図版=『陽はまた昇る-宙(そら)へ…2015A-』 小林敬生 木口木版画作品〕


開催概要

展覧会名
小林敬生 木口木版画展「陽はまた昇る」
会期
2016年4月9日(土)~4月17日(日) ※4月13日(水)休廊
開廊時間
午前11時~午後6時
入場観覧料
無料
展示内容
木口木版画作品約30点
販売
展示作品は販売します。
作家来場日
4月9日(土)・10日(日)予定

略歴

小林 敬生 (Keisei Kobayashi)

個展オープニング・パーティーで講演する小林敬生先生~2012年5月6日(日)/ギャラリータマミジアム1944年島根県松江市生まれ/1968年インターナショナルデザイン研究所ビジュアルデザイン専攻科修了/1976年第7回版画グランプリ展(入選)※初めて木口木版画作品を発表。以後、木口木版画作品を中心に発表。/1978年日本現代版画大賞展(優秀賞)/第9回版画グランプリ展(優秀賞)/1979年木口木版画作家の城所祥、日和崎尊夫、柄澤齊、栗田政裕、山本進が1977年に結成したグループ「鑿の会」に参加/1981年第49回日本版画協会展(最優秀賞・会員推挙)/1982年第2回ソウル国際ミニアチュール版画ビエンナーレ展(グランプリ)/1983年東京セントラル美術館版画大賞展(佳作賞・買上賞)/1988年第29回優秀美術作品として『蘇生の刻S62-8』文化庁買上/1989年第3回和歌山版画ビエンナーレ展(優秀賞)/第19回現代日本美術展(ブリヂストン美術館賞)/第1回高知国際版画トリエンナーレ展(佳作賞)/ビエッラ国際版画賞1990(買上)/第16回日仏現代美術展(優秀賞)/1991年第4回和歌山版画ビエンナーレ展(買上賞)/大阪版画トリエンナーレ1991(主催者特別賞)/1993年第19回日仏現代美術展(佳作賞・サロン・ナショナル・デ・ボザール賞)/第2回高知国際版画トリエンナーレ展(大賞)/第5回和歌山版画ビエンナーレ展(買上賞)/1997年大阪トリエンナーレ1997-版画(銀賞)/2003年北京国際版画ビエンナーレ(銅賞)/2006年秋の叙勲にて紫綬褒章受章/2007年第13回山口源大賞受賞/2009年河内成幸・小林敬生木版画展「宇宙の詩・蘇生の刻」(ギャラリータマミジアム)/2011年画集『小林敬生木口木版画全作品1976~2011』出版(阿部出版)/刊行記念展を全国で開催/2012年画集『小林敬生木口木版画全作品1976~2011』刊行記念小林敬生木口木版画展「蘇生の刻」(ギャラリータマミジアム)

〔写真=個展オープニング・パーティーで講演する小林敬生先生~2012年5月6日(日)/ギャラリータマミジアム〕


作品収蔵

〔図版=『陽はまた昇る-宙(そら)へ…2015D-』 小林敬生 木口木版画 2015年〕

大英博物館(イギリス)/ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ(イギリス)/アメリカ議会図書館(ワシントンD.C.・アメリカ)/東京国立近代美術館/愛知県美術館/北海道立旭川美術館/大阪府立現代美術センター/神奈川県立近代美術館/埼玉県立美術館/栃木県立美術館/和歌山県立美術館/広島県立美術館/島根県立美術館/徳島県立近代美術館/石川県立美術館/宮崎県立美術館/大分県立美術館/町田市立国際版画美術館/他


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