作品ご紹介

モナ・リザからおくりもの

斎藤吾朗作品「モナ・リザからのおくりもの」

奥三河四谷の千米田

斎藤吾朗作品「奥三河四谷の千米田」

屋根の上のひなまつり

斎藤吾朗作品「屋根の上のひなまつり」

端午の節句

斎藤吾朗作品「端午の節句」

蒲郡 竹島の歌

斎藤吾朗作品「蒲郡 竹島の歌」

夫婦椿

斎藤吾朗作品「夫婦椿」

展覧会のご案内

斎藤吾朗先生の版画制作45周年記念展!

『モナ・リザからおくりもの』 斎藤吾朗 手刷りシルクスクリーン版画


 このたびギャラリータマミジアムでは、愛知県西尾市在住の画家・版画家である斎藤吾朗先生の版画制作45周年記念展を開催します。

 斎藤吾朗先生は1973年、日本人で初めてルーヴル美術館から『モナ・リザ』の公認模写を許されたアーティストです。(公認模写した画家は歴史上これまでに62人。20世紀以降はマルク・シャガールと斎藤吾朗先生の2人のみ。)

 これにより斎藤吾朗先生は一躍国際的に有名な画家となりましたが、作家の地元である三河地方の歴史と文化を該博な知識をもって独創的に描く画家としても、高く評価されています。その斎藤吾朗先生は生まれ故郷である三河地方と画業の関係について、次のように述べています。

  『壁や障子など、家中の落書きをほめてくれた母のおかげで絵を描くことが大好きになった。念願のパリに留学した時、母への土産のつもりで『モナ・リザ』の模写に挑戦してみた。模写しながら『モナ・リザ』はレオナルドの生母の像、背景の山脈は故里ヴィンチ村の風景と感じ、自分も母と母に連なる三河の風土を描くべきだと悟った。以来、身の周りの風物を子供の頃の落書きさながらに描き続けている。500年前のレオナルドが『モナ・リザ』を通してメッセージを贈ってくれたように、地域の人々、世界の人々、未来の人々に向けて、メッセージを贈る活動を重ねている。』

 本展では、このような思いが込められた斎藤吾朗先生の手刷りシルクスクリーン版画を中心に、絵画やガラス絵など、あわせて約35点を展示します。何卒是非ご高覧ください。

〔図版=『モナ・リザからおくりもの』 斎藤吾朗 手刷りシルクスクリーン版画〕


開催概要

展覧会名
版画制作45周年記念 斎藤吾朗版画展「モナ・リザからのおくりもの」
会期
2015年3月7日(土)~3月14日(土) ※11日(水)休み
開廊時間
午前11時~午後6時
会場
ギャラリータマミジアム ご来場案内
入場観覧料
無料
出品作家
斎藤吾朗(さいとうごろう)
展示内容
手刷りシルクスクリーン版画を中心に、絵画やガラス絵など。
販売
展示作品は販売します。
作家来場日
3月7日(土)・14日(土)午後

斎藤吾朗の版画について

「気分は浮世絵師」…斎藤吾朗先生による版画はすべて、作家自身による手刷り版画です!

ライトテーブルの上でシルクスクリーン版画用原画シートを描く斎藤吾朗先生

 敗戦直後の何もない日本に生まれた私は、絵を描くことが大好きだった。壁や柱、襖など、家中の落書きを母はいつも褒めてくれた。母の喜ぶ顔見たさに、大きくなったら絵描きになろうと思うようになった。進駐軍がもたらす自由な雰囲気の舶来文化に憧れ、小学生の頃から油絵を描くようになった。やがて念願のパリに留学し、逆に日本の文化の深さを認識した。

 大学の卒業時に「浮世絵の日本洋画及び斎藤吾朗への影響」という大それた題名の論文を書いている。日本の絵画市場では稀な、庶民の中で生まれ育った浮世絵がいつも気になる存在だった。封建制の下、抑圧されながらも庶民が育んだ浮世絵のささやかな喜びとおおらかなユーモアを、私も油絵で表現しようと努力していた。

スキージー(ゴムへら)でシルクスクリーン版画を刷る斎藤吾朗先生

大学院生の時、学部に版画科ができたので、潜入してシルクスクリーンの技法を学び、以来、年賀状等で自分なりの刷り方を研究した。シルクスクリーン版画は下絵描きから製版、多色刷りまで、すべての工程を自分自身でこなすことができるので、納得のいく追求ができる。油絵とは一味違った表現を体験し、油絵の方よりもより良い展開ができるようになった。

 1986年、ニューヨークとボストンで初めて油絵と版画の個展を開いた時、多くの人たちからシルクスクリーンの技術が高度だと認められ、ハーバード大学芸術学部で特別講義も頼まれた。独学で、油絵制作の合い間に粗末な機材で作ってきた版画もかなりの数になった。どの作品も、身の周りの風物や人々から頂いた日々の感動を、私なりに昇華させたものばかりである。現代の浮世絵師の気分で、これからも版という空間を刷り重ねていきたい。(斎藤吾朗)

斎藤吾朗版画展が紹介されました

名古屋リビング新聞に紹介されました。

版画制作45周年記念-斎藤吾朗版画展「モナ・リザからおおくりもの」

 版画制作45周年記念-斎藤吾朗版画展「モナ・リザからおおくりもの」が、名古屋リビング新聞(名古屋中央版、名古屋東山の手版、名北かすがい・こまき版)に紹介されました。

〔図版=名古屋リビング新聞(2015年2月21日 第450号)EVENT informationより〕


月刊なごや咲楽(さくら)NETに紹介されました。

版画制作45周年記念-斎藤吾朗版画展「モナ・リザからおおくりもの」

〔図版=月刊なごや咲楽(さくら)NET(2015年3月号 第13巻第152号)より〕

作家略歴

斎藤 吾朗 (Goroh Saitoh)

『豊川稲荷大祭』 斎藤吾朗 手刷りシルクスクリーン版画

1947年愛知県西尾市生まれ/1971年多摩美術大学大学院美術研究科修了/1973年ルーブル美術館にて日本人として初めて『モナ・リザ』を公認模写する/1974年第18回シェル美術賞展で2等受賞/1975年第43回独立展で独立賞および海老原賞を受賞/1977年国際ナイーヴ美術展(ユーゴスラビア)に日本代表として出品/1982年第50回独立展で50周年記念賞受賞/1986年斎藤吾朗個展(ニューヨーク/日本クラブギャラリー)/斎藤吾朗個展(ボストン/ジャパンソサエティ)/ハーバード大学芸術学部特別講師/1987年アメリカ個展帰国報告展(名古屋/丸栄美術画廊)(以後出品を重ねる)/1988年愛知県芸術選奨文化賞受賞/1990年斎藤吾朗個展(ニューヨーク/ジェインギャラリー)/1993年斎藤吾朗個展(ヘルシンキ・ギャラリーNOVO)/1998年アートポート国際美術展招待出品(フィンランド)/1995年ジャパンフェスティバル美術展(スリランカ)/1998年斎藤吾朗展「赤土・炎・夕焼け」(高浜市やきものの里かわら美術館)/1995年「風景の会」展出品(以後出品を重ねる)/1996年フィンランド国際美術展/1997年アトリエ公開作品展(自宅アトリエ)/1998年斎藤吾朗の世界展・『モナ・リザ』から赤絵『風土記』(池田20世紀美術館)/2001年『Asian Art Now 2001』(ラスベガス美術館・USA)実行委員長/2002年『Asian Art Now 2002』(ラスベガス美術館・USA)/『Asian Art Now 2002 - ニューヨーク・グラウンド・ゼロ路上展』実行委員長/斎藤吾朗版画展(ギャラリータマミジアム)/斎藤吾朗油絵展(イナガキ・コスミック・ギャラリー/幡豆郡)/2005年「故郷から世界へ」-海を渡った4人のアーティストたち-展(ギャラリータマミジアム)/ルーヴル美術館館長室版画所蔵記念「斎藤吾朗の版画世界展」(ギャラリータマミジアム)/2008年オルセー美術館版画収蔵記念「斎藤吾朗版画展」(ギャラリータマミジアム)/2010年斎藤吾朗手刷り版画展-『印象派の風景を訪ねて』/2011年特別展「斎藤吾朗の全活動を語ろう、具」展―油彩をはじめて50年、画家・斎藤吾朗の作品と収集品(高浜市やきものの里かわら美術館)/斎藤吾朗展「全仕事」(伊勢現代美術館)/2012年「三河を描き続ける画家・斎藤吾朗」展(ギャラリータマミジアム)/2015年現在:独立美術協会会員/ガラクタ美術館主

〔図版=『豊川稲荷大祭』 斎藤吾朗 手刷りシルクスクリーン版画〕

収蔵

斎藤吾朗作品ルーヴル美術館館長室(フランス)/オルセー美術館(フランス)/ハーバード大学(アメリカ)/コロムビア大学(アメリカ)/メトロポリタン美術館(アメリカ)/アートポート美術館(アメリカ)/愛知県美術館/おかざき世界子ども美術館/財団法人東日本鉄道文化財団/他

〔図版=『おばあさんのモナ・リザ』 斎藤吾朗 手摺りシルクスクリーン版画 (ルーヴル美術館館長室所蔵作品)〕


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