作品ご紹介

アングル画《グランド・オダリスク》を見る-異化するデータ2

坂爪厚生銅版画メゾチント作品

銅版画メゾチント 65.5x49.5cm 2014年(第82回版画展出品作)

サファリランド-飽食

坂爪厚生銅版画メゾチント作品

銅版画メゾチント 49.5x64.5cm 1983年

ユリの帽子の少女2

坂爪厚生銅版画メゾチント作品

銅版画メゾチント 27.5x20.0cm 2014年

白のフォークロア Ⅵ'88

坂爪厚生銅版画メゾチント作品

銅版画メゾチント 49.5x74.5cm 1988年 (京都国立近代美術館収蔵作品)

マン・レイの恋人たちあるいはピーナッツ型UFOの出現

坂爪厚生銅版画メゾチント作品

銅版画メゾチント 25.5x18.5cm 2012年

シャツの劇場―顕現

坂爪厚生銅版画メゾチント作品

銅版画メゾチント 36.0x26.5cm 2014年

展覧会のご案内

漆黒の闇に浮かぶ私たちの肖像…

坂爪厚生銅版画メゾチント作品

 メゾチントとは銅版画の技法のひとつで、ビロードのような美しい黒色や、微妙な明暗の階調が表現できる点に特長があります。その第一人者である坂爪厚生先生は、この技法を用いて、現代のデジタル情報ネットワーク社会の中で生きる私たちの不安や状況を暗喩した作品を制作します。

 今展におきましては、鋭い感性と知的な洞察力をもって創造された坂爪厚生先生の新作並びにこれまでの秀作を、併せて約30点展示します。美しい漆黒の闇から浮かび上がる深遠で静謐な銅版画世界を、何卒是非ご高覧ください。

〔図版=『アングル画《グランド・オダリスク》を見る-異化するデータ2』 坂爪厚生 銅版画メゾチント 65.5x49.5cm 2014年(第82回版画展出品作)〕


開催概要

展覧会名
坂爪厚生銅版画メゾチント展「黒の変容2」
会期
2014年12月6日(土)~12月14日(火)※12月10日(水)休み
開廊時間
午前11時~午後6時
OPパーティー
オープニング・パーティー
2014年12月6日(土)午後4時30分~午後6時30分
会場
ギャラリータマミジアム ご来場案内
入場観覧料
無料
展示作品販売
展示作品は販売します。
出品作家
坂爪厚生(さかづめ あつお)
展示内容
銅版画メゾチント作品約30点
作家来場日
12月6日(土)・7日(日)・8日(月)・12日(金)・13日(土)・14日(日)を予定。

新聞に紹介されました

坂爪厚生銅版画メゾチント展 黒の変容2

坂爪厚生銅版画メゾチント展 6日(土)~14日(日)、午前11時~午後6時、名古屋市中区錦3丁目のギャラリータマミジアム(栄駅、電話052・957・3603)。

 京都府を拠点に世界で活躍を続ける銅版画家。過去の代表作から最新作まで、約30点を展示する。「メゾチント」という技法を用いて、微妙な明暗の階調を描く。現代のインターネット社会を「メロンのネット」を使って表現し、状況に対しての不安や気持ちを暗喩した=写真は「アングル画『グランド・オダリスク』を見る 異化するデータ2」。10日休み。

〔図版=朝日新聞2014年12月3日(水)夕刊『展覧会』より〕

作家の言葉

今回の展覧会について

 漆黒の闇から光を削り出すメゾチント技法により、私にとっての「現情況」を表出しようとしてきました。80年代の「ジグソーパズル」シリーズによる崩壊と再生に始まり、現在のインターネット社会を「メロンのネット」を使って表現した作品群を展示します。時代の変動の中で自分の「在り様」を確かめようとしてきた仕事です。

作品について

メゾチントの緻密な質感と豊潤な黒の深みの底から

しずかに浮かび上がる不安と恍惚のワンダーランド

それはわたしたちの肖像か

銅版画メゾチント技法について

 目立てした銅板の表面を削り取ることによって、形象を白く浮かび上がらせる直刻凹版の技法「メゾチント」。そこに出現するものたちの美しさと驚き。ものの存在の畏れのようなものを表現したり、光と闇、現実と虚構、表と裏、表面と内実の距離を測るものとして、この技法にこだわってきた。

坂爪厚生・略歴

坂爪厚生(Atsuo Sakazume)

坂爪厚生銅版画メゾチント作品

1941年群馬県生まれ/1965年京都大学卒業/1973年版画グランプリ展(グランプリ)/第2回ニューハンプシャー国際グラフィック展(審査員賞)/1976年京展(須田賞)/1977年アート・ナウ1977(兵庫県立近代美術館)/第2回バルナ国際版画ビエンナーレ(作品買上)/1980年1980日本の版画(栃木県立美術館)/1982年京展(京展賞)/1984年現代日本版画展(大英博物館)/第16回リュブアナ国際版画ビエンナーレ展/1988年1988年度文化庁作品買上/1995年京都の美術「昨日、きょう、明日16-坂爪厚生・深見陶冶展」(京都市美術館)/1997年クラコフ国際版画トリエンナーレ(作品買上)/2005年文化庁芸術家海外特別派遣にてオランダ研修/2008年Magical Japan Print Exhibition(ポーランド)/2009年クラコフ国際版画トリエンナーレ/浜口陽三生誕100年記念銅版画大賞展/2010年日本・ポーランド国際版画展(京都市美術館)/2011年クラコフ国際版画トリエンナーレ/2012年日本・英国国際版画展(京都市美術館)/坂爪厚生版画展(ギャルリー宮脇/京都)/2014年日本・オーストラリア国際版画展(京都市美術館)/坂爪厚生銅版画展「黒の変容」(ギャルリ・サンク/奈良市)/坂爪厚生銅版画メゾチント展「黒の変容2」(ギャラリータマミジアム)/現在:日本版画協会会員/日本美術化連盟会員

〔図版=『白のフォークロア Ⅵ』 坂爪厚生 (京都国立近代美術館収蔵作品) 銅版画メゾチント 1988年〕

パブリック・コレクション

京都国立近代美術館/京都市美術館/東京都現代美術館/福岡市美術館/栃木県立美術館/いわき市美術館/大分県立芸術会館/大英博物館/スミソニアン博物館/他、多数


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