庄漫 銅版画とクレパス画展 『光陰の道標』|名古屋の画廊ギャラリータマミジアム

庄漫 銅版画とクレパス画展|2013年1月26日(土)〜2月3日(日)〔※1月30日(水)休廊〕|午前11時〜午後6時

銅版画メゾチント作家の庄漫(しょうまん)先生による「光陰の道標」をテーマとした銅版画とクレパス画の展覧会をご紹介。

庄漫 銅版画とクレパス画展 『光陰の道標』-展覧会のご案内

歯科医から版画家への道

庄漫銅版画作品

〔図版=『光陰の道標』 庄漫 銅版画(メゾチント)〕


 庄漫(しょうまん)先生は1972年上海生まれ。ご両親の希望もあって、1995年に上海第二医科大学口腔医学部を卒業し、国営総合病院の有能な歯科女医となりました。


 しかし、「外国に行きたい、新しい世界に飛び込みたい。」という積年の強い思いから、それまでの上海での安定した生活・職業をすべて放棄し、2000年、ついに来日するに至りました。日本語も美術の世界も、まったくのゼロからのチャレンジでした。


 来日後は日本語学校を経て文化女子大学造形学部へ進学。そこで庄漫先生は、運命を決めたメゾチント版画と巡り会います。


 銅版画の一種であるメゾチント版画は、ビロードのように深くて美しい黒色と、黒から白へと移り変わる繊細なグラデーションが特徴です。庄漫先生は初めてこのメゾチント版画に出会った時のことを、次のように述懐しています。


 「無彩色の画面に流れている暖かな光と、何より素朴な懐かしさを感じました。私は自然の中にある繊細で芯の強い小さな生命力を、自分の感性で力強く詠いたい。短くも懸命に咲く花の最も輝いている美しい瞬間を、このメゾチント版画に描き止めたい―。」


 並外れた観察眼と集中力、強い意思、繊細な感性、そして手術を施してきた手先の器用さ―。当時文化女子大学で教鞭をとられていた銅版画家の鹿取武司先生にその非凡な才能を見出されると、庄漫先生は芸術家としての道を歩むことを決意しました。


 その後庄漫先生は何かに憑かれたようにメゾチント版画を作り続け、世界を舞台に作品を発表し、国際的な版画コンクールにおいては数々の栄誉ある賞を受賞するに至りました。 また、2011年には異色の経歴を持つ銅版画家としてNHK-BS1の番組『アジアクロスロード』で紹介されたり、日本版画協会の準会員に推挙されたりするなど、現在最も有望な若手版画家の一人として注目を浴びています。


 本展では、風景や静物をモチーフとしながら、光と陰影が織り成す静謐な時間を表現した庄漫先生の銅版画作品に加え、2012年から新たに取り組んできたクレパス画を多数ご紹介致します。庄漫先生の魅力を余す所無く発揮した稀有な展覧会となりますので、何卒是非ご高覧ください。


庄漫展-開催概要

展覧会名
庄漫 銅版画とクレパス画展 『光陰の道標』
Man ZHUANG Exhibition 2013 - mezzotint & craypas works
展覧会会期
2013年1月26日(土)〜2月3日(日)
休廊日
1月30日(水)
開廊時間
午前11時00分〜午後6時00分
入場観覧料
無料
出品作家
庄 漫 (しょう まん)
作家来廊日
1月26日(土)午後
展示内容
銅版画作品(メゾチント技法)及びクレパス画作品約25点

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庄 漫|略歴

庄 漫 (Man ZHUANG) (しょう まん)

庄漫クレパス画作品

〔図版=『緑のハーモニー』 庄漫 クレパス画 2012年〕


略歴

庄漫1972年上海生まれ/1995年上海第二医科大学口腔医学部卒業/卒業後は歯科医として国営総合病院に勤務/2000年来日/2003年第23回スペイン国際小品版画展(〜2010年)/タイ王国国際版画展/第29回大学版画展(町田市立国際版画美術館)/2004年メゾチント版画作品展(土火/南青山)/日本メゾチント協会展(ART BOXギャラリー/銀座)/日中友好国際版画展(上海半島美術館・天津美術学院)/第49回CWAJ現代版画展(東京アメリカンクラブ/以後出品を重ねる)/第30回大学版画展(町田市立国際版画美術館)/2005年第4回ブルガリアHLESSEDRA国際小品版画展/現代日本版画展(杭州中国美術学院)/JAPAN TIMES紙にCWAJ入選記事掲載/2006年第7回バラト・バーバン国際版画ビエンナーレ展(インド)/版画フォーラム2006(東秩父和紙の里/FMナック賞)/アーティストが表現する静物(ART BOXギャラリー/銀座)/東京メトロパスネットに版画作品『卓上の花』掲載(20万部発行)/文化女子大学造形学部生活造形学科グラフィック・プロダクトデザインコース卒業(銅版画家の鹿取武司教授に銅版画のメゾチント技法等を学ぶ)/芸術ビザ取得/第14回SPACE国際版画ビエンナーレ(韓国・ソウル)/2007年第75回版画展(日本版画協会/以後出品を重ねる)/第84回春陽展(国立新美術館/〜2011年)/第48回日本版画会展(東京都美術館/奨励賞/〜2009年)/版画フォーラム2007(東秩父和紙の里/議会議長賞)/第5回ソフィア国際版画トリエンナーレ(ブルガリア)/海外の画家コレクション展(柴田悦子画廊/銀座)/書籍表紙装丁『心がかゆい』(川崎洋子著/東京図書出版会)/Hands Across the Pacific環太平洋展(韓国・カナダ)/東京メトロポリタン・モンパルナスT.M.M.展/第6回ブルガリアHLESSEDRA国際小品版画展/第9回XATIVA国際版画ビエンナーレ(スペイン)/月刊誌『コロンブス』に特集記事「日本で活躍する中国人」掲載/2008年第7回高知国際版画トリエンナーレ(いの町紙の博物館/高知/〜2011年)/第13回台湾国際版画ビエンナーレ(台湾国立美術館/〜2010年)/第4回山本鼎版画大賞展トリエンナーレ(上田市上田創造館/〜2010年)/カスケード国際版画交流展(アメリカ)/三菱電機社内誌『MECHATRO NEWS』に「リレーエッセイ」掲載/2009年第9回PREMIO ACQUI国際版画ビエンナーレ(グランプリ受賞/イタリア〜/2011年)/第15回SPACE国際版画ビエンナーレ(買上賞/韓国・ソウル)/文房堂 箱根ホテル『春、花』展/文化女子大学版画習作秀作展(銀座みゆき画廊)/echo文房堂グループ展/版画フォーラム2009(東秩父和紙の里/シンフォニー賞)/第2回観瀾国際版画ビエンナーレ(中国/入選/収蔵/〜2011年)/2010年第33回国際蔵書票ビエンナーレ展(トルコ/入選)/2011年NHK-BS1番組『アジアクロスロード』の「Asian in Japan」に出演(タイトル:「歯科医から版画家への道」)/日本版画協会準会員推挙/プリントザウルス小品展2011〜プリントザウルス国際版画交流協会の42作家(ギャラリータマミジアム)/2012年個展「外は蝉時雨」(ギャラリータマミジアム)/第2回プリントザウルス小品展/現代アーティストクレパス画展(京橋画廊/サクラアートミュージアム/日南町美術館/〜2014年)/FISAE34th国際蔵書票ビエンナーレ(フィンランド/五等賞)/黒龍江省美術館開館50周年国際蔵書票招待展(中国)/2012イタリア・日本現代版画交流展(銀座/日本橋)/杭州版画博覧会(中国)/北京文化博覧会版画交流展/第3回プリントザウルス小品展/2013年個展「光陰の道標」(ギャラリータマミジアム)/2015年個展「春の陽射し」(ギャラリータマミジアム)/その他個展等多数開催


作品収蔵

米国議会図書館(アメリカ)/台湾国立美術館(台湾)/観瀾版画センター(中国)

庄漫クレパス画作品

〔図版=『今朝のバラと紫陽花』 庄漫 クレパス画 2012年〕



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