志水堅二展-『flapping』|名古屋の画廊ギャラリータマミジアム

志水堅二展|2011年4月23日(土)〜5月1日(日)〔※4月27日(水)休廊〕|午前11時〜午後6時

志水堅二先生による「flapping(羽ばたく)」をテーマとした、ブリドリー(bridolly)の絵画や版画、ドローイング等の展覧会をご紹介。

志水堅二展-展覧会のご案内

ブリドリー(Bridolly)とは、ブリキと人形(Dolly)からなる造語。or「ブリ鳥」

志水堅二作品

〔図版=『舞桜鳳凰図屏風』 (部分) 六曲一隻 志水堅二 610×2,400mm 2011年〕


自由を求めて羽ばたく、ブリドリーの鳳凰

 志水堅二先生はこれまで、枯れた花や切り花、そして古い玩具や錆びた道具などをモチーフにして、生命や時間に主眼を置いた作品を制作してきました。その志水堅二先生の心の中に、突如として舞い降りてきたのが、ブリドリー(Bridolly)です。ブリドリーは、志水堅二先生が多くの古い玩具を描いているうちに、時間の象徴として誕生した「ブリキの鳥」です。


 作家によれば、ブリドリーは、『いくらゼンマイを巻いても飛ぶことは出来ないけれど、ジャンプは得意。いろんなものに出会うために、高いところにのぼるために、そして遠くの知らない所へ行くために、ジャンプしつづける。外見のサビなんて、気にしない。ゼンマイが錆びついて動かなくなるまで、ジャンプしつづける。』という存在です。


 何かに制限され束縛されてしまう状況下にあっても、それを乗り越えるべく、何かを夢見て自由に、そして気高く羽ばたこうとするブリドリー。その姿勢は畢竟、生き方の問題に収斂されるようです。何卒是非、ご高覧ください。(幸運の鳳凰が舞い降りますように・・・。)



志水堅二展-開催概要

展覧会名
志水堅二展-『flapping』 - Kenji Shimizu Exhibition 2011
展覧会会期
2011年4月23日(土)〜5月1日(日)
休廊日
4月27日(水)
開廊時間
午前11時〜午後6時
入場観覧料
無料
出品作家
志水堅二 (しみず けんじ)
作家来廊日
23日(土)・24日(日)予定
展示内容
絵画・版画・ドローイング・屏風・アクセサリー等、計15点

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志水堅二展が紹介されました

朝日新聞-展覧会

志水堅二展新聞記事

志水堅二展

 5月1日(日)までの午前11時〜午後6時、名古屋市中区錦3丁目のギャラリータマミジアム(栄駅、電話052・957・3603)。


 枯れた花や古いおもちゃなどをモチーフに、生命や時間に焦点を当てた作品を制作する同市出身の作家。


 時間の象徴として生まれた独自のキャラクター、ブリキの鳥「ブリドリー」を描いた絵画や版画などを中心に18点を展示する。「舞桜鳳凰図屏風」=写真は一部=といった大型作品も。27日休み。

〔朝日新聞2011年4月27日(水)夕刊「beアート『展覧会』」より〕

『月刊美術』(2011年5月号)に掲載された志水堅二作品とその紹介文

完売作家2011―アートシーンを照らす希望の星たち

『月刊美術』(2011年5月号)に掲載された志水堅二作品と紹介記事

〔図版=『月刊美術』(2011年5月号/発行:株式会社サン・アート)に見開きで掲載された志水堅二作品『紅白鳳凰図屏風』(部分)〕


志水堅二(Kenji Shimizu)―飛躍する時間の象徴、ブリドリー

〔図と文=『月刊美術』(2011年5月号/発行:株式会社サン・アート)42ページより〕


『月刊美術』(2011年5月号)に掲載された志水堅二作品と紹介記事

 ブリキの人形(Dolly)だからブリドリー。あるときは北斎の鷹図のように羽ばたき、またあるときは琳派調に銀箔で表された川辺に舞い降りる。ただそれはかわいいだけのキャラクターではなく、画家によれば時間の象徴だ。


 「ブリキ(鉄)はサビてやがて土に還ります。花と同じ、古びたり朽ちていく美しさがあるのです。ブリキの鳥には、そんな思いを込めたのですが、独特の表情のおかげでしょう、見る人にすんなり受け入れられたようです。」


 約10年間、自分の内面に向かっていく絵画表現をめざしていたため鑑賞者に理解してもらうことは望まなかった。しかし、数々の展覧会を通じて作品を認め、それを見ることを励みとし、新作の完成を待ってくれる人たちに出会って、この人たちをもっと喜ばせたいと願うようになったという。


 「図らずしてキャラクターが生まれ描くことになったが、デザインだけでなく重厚な絵画でありたい」。ブリドリーの羽ばたきに、画家としての飛躍がどうしても重なって見える。

〔図版=『stare』 ミクストメディア 30S(円窓フレーム)〕


志水堅二

 1971年名古屋市生まれ。95年多摩美術大学卒、同大学助手(〜01年)。昨年12月、東京・京橋画廊での個展「ブリドリー」では8号〜30号の円窓作品に加え六曲一双屏風や絵が天板になったテーブルなど25点を発表してほぼ完売。号6万円。

今後の予定

 4月23日(土)〜5月1日(日)、名古屋・ギャラリータマミジアムにて個展「flapping」。5月26日(木)〜30日(月)、山口市・山口井筒屋5階催事場の「初夏の大絵画展」で志水堅二を特集。5月31日(火)〜6月5日(日)、北九州市・黒崎井筒屋6階催事場「初夏の大絵画展」でも志水堅二展のコーナーを特設。

美術情報誌『アーティクル』の表紙絵を飾った志水堅二作品とその紹介文

「ふと見上げた空を描くように、出会ったものを自然に表現したい。」

アーティクルの表紙絵を飾った志水堅二作品

 時間や生命など、時の移り変わりをテーマに作品制作を続けている志水堅二。20代の頃は、命儚い切花や枯れ花に時間の象徴である蝿を組み合わせた作品等を描いてきたが、30代に入り朽ちかけたブリキのおもちゃを使った表現に移行していく。あるとき出会った古びたおもちゃのゼンマイが生きていたことに感動し、作品にしてみようと思ったのだという。


 今回の新作シリーズである「Bridolly(ブリドリー)」は、Briki(ブリキ)とDolly(人形)からなる造語。プラスティックは土に還らないが、ブリキは錆びて土に還る。無機物でありながら時間とともに形を変え変化する。そこに生命特有の切なさを見いだした志水は、ネジを差し込む穴が開いた玩具の鳥を無機質な静物として描くのではなく、新たな生命体として描き出す。志水の「時」を軸とした制作姿勢は画材や媒体選びにも表れる。旧家から出てきた古い屏風を使用したり、古雑誌や古書を見つけてはそこに加筆して作品にしている。落書きがある場合もそれをいかに作品に生かすかを考えるなど、古いものに手を加え新たな作品として生まれ変わらせるのだ。


 日本画や洋画といったジャンルにとらわれず、表現したいものを貪欲に追求し続ける現代美術家、志水堅二の躍動感あふれる「Bridolly」を2010年の締めくくりとして楽しんでみてはどうだろう。


〔文=『アーティクル』vol.36 2010 12月号(発行:株式会社タグボート)〕の5ページに掲載された『志水堅二』より一部を転載/図版=『アーティクル』vol.36 2010 12月号表紙(発行:株式会社タグボート)/掲載された志水堅二作品のタイトルは『stare』(部分)〕

志水堅二|略歴

志水堅二 (しみず けんじ)

志水堅二作品

1971年名古屋市生まれ/1995年第29回かわさき市美術展(最優秀賞・市長賞)/1996年第1回北の大地ビエンナーレ大賞展(佳作)/1998年第9回TAMAうるおい美術展(審査員奨励賞)/第8回花の美術大賞展(みどり銀行文化振興財団賞)/第4回前田寛治大賞展(日本橋高島屋/鳥取・倉吉博物館)/2000年第35回昭和会展(日動画廊/銀座)/2001年新世紀をひらく美展(日本橋高島屋 横浜・大阪・京都)/「多摩美術大学にみる新世代へのまなざし」〜平松礼二・大津英敏と期待の新鋭、坂本一樹・志水賢二展(ギャラリータマミジアム)/個展(ギャラリー和田)/2002年個展(丸栄スカイル)/2003年個展(ギャラリー和田)/個展『華』(ギャラリータマミジアム)/個展(ギャラリー五番街/仙台)/2004年個展(たまプラーザ東急/横浜)/2005年個展(豊橋丸栄)/個展(ギャラリー和田)/2006年志水堅二展『懐』(ギャラリータマミジアム)/2007年開廊7周年記念展『道標』(ギャラリータマミジアム)/洋画・日本画その未来展(豊橋丸栄)/2008年個展『月・月彩り』(豊橋丸栄)/人気作家40人による薔薇の饗宴(西武/渋谷)/「時を超えた表現者たち」洋画秀選展(松坂屋名古屋店)/2009年志水堅二展『時』(ギャラリータマミジアム)/現代洋画日本画その未来展(豊橋丸栄)/個展『語』(ギャラリー和田)/個展(松坂屋名古屋店)/2010年個展『BRIDOLLIES』(京橋画廊)/2011年志水堅二展『flapping』(ギャラリータマミジアム)/他

〔図版=『stare』 志水堅二 2010年 S30号〕

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