渡辺裕司木版画展-『遠野雪景』|名古屋の画廊ギャラリータマミジアム

渡辺裕司木版画展-『遠野雪景』|2010年9月4日(土)〜9月12日(日)〔※8日(水)休廊〕|午前11時〜午後6時

木版画家の渡辺裕司先生による「遠野雪景」をテーマとした木版画の展覧会「渡辺裕司木版画展」をご紹介。

渡辺裕司木版画展2010

失われつつある日本の風情を、情緒豊かに描写!

渡辺裕司作品

三重県亀山の山中に藁(わら)葺き屋根の居を構え、木版画を制作!

 木版画家の渡辺裕司先生は、大地、空、山、海、雪、雲、星、月、草木などの自然をモチーフに、日本の素朴な風景を大胆な色彩と構成で表現する作家です。作品に描かれた心象的な風景には、軽やかさの中にも「心の平安」といった作家の願いが込められていて、観るものに安らぎを与えてくれるようです。

 本展では、岩手県の遠野地方や作家の地元三重県の亀山に見られた雪景色を中心に、人間と自然が織り成す四季折々の風景を題材とした作品約30点を展示します。失われつつある日本の風情を、是非ご鑑賞ください。

〔図版=『遠野雪景』 渡辺裕司 木版画〕


渡辺裕司木版画展-開催概要

展覧会名
渡辺裕司木版画展-『遠野雪景』-Yuji Watanabe Exhibition 2010
展覧会会期
2010年9月4日(土)〜9月12日(日)
開廊時間
午前11時〜午後6時
休廊日
8日(水)
入場観覧料
無料
出品作家
渡辺裕司 (わたなべ ゆうじ)
作家来廊日
4日(土)・5日(日)・11日(土)・12日(日)〔※時間は未定〕
展示内容
木版画作品約30点

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渡辺裕司木版画展が紹介されました

渡辺裕司木版画展が、朝日新聞に紹介されました。

渡辺裕司木版画展新聞記事

展覧会

◆渡辺裕司 木版画展 遠野雪景


 4日(土)〜12日(日)、午前11時〜午後6時、名古屋市中区錦3丁目のギャラリータマミジアム(栄駅、電話052・957・3603)。


 三重県亀山市の山中でわらぶき屋根の家に住む木版画家。山や海、雲など自然を織り交ぜた日本の素朴な風景の中に、深くて美しい色を追求している。


 岩手県遠野市や地元亀山市の雪景色を中心に約30点を展示=写真は「遠野雪景」。

 (土)、(日)、作家在廊。8日休み。

〔朝日新聞2010年9月1日(水)夕刊「展覧会」より〕

渡辺裕司先生の木版画制作姿勢

日本の伝統的な木版画制作の流れを受け継いで

渡辺裕司作品

 浮世絵版画に代表されるように、数十版に及ぶ緻密な多色摺り版画が日本で秀れた作品になったのは、独得の和紙、バレン(版木に乗せた和紙をこする道具)、ブラシ、ハケ(色を版木に塗る道具)、桜や欅などの版木素材が良かった事、そして何より日本の多湿な気候条件が木版を摺る工程に最適であったことは周知の事実です。

 現在の私は、そんな日本の伝統的な流れを受け継いで木版画を制作しています。


 30年前に三重県から京都へ移り住んだのも、ひとつは彫師、摺師と云われる木版制作に係わる専門家たちの作業を間近に見たいと思ったからです。道具を大切にする心と、同じ作業を丹念に続ける忍耐を学び、多くの知識を得ました。 ・・・昔と違って今は絵の具がとても多種になり、色彩表現の可能性が無限に広がったのではないかと思います。今、私のテーマのひとつに間接的色付でどこまで深く美しい色が出せるか、遠い宙の青、長い年月が作り出す古代色、喜怒哀楽を色で、風景の形を借り、より美しい色を捜して埋めて行きたいと考えています。


  また、現在の様に物が無かった子供の頃、月や星に希いを託した想い、それは今も夜空を見上げる小さな人間を力づけてくれます。美しい星を追って村や街を旅して版画を創って行くのも私の楽しい仕事です。

〔図版=『冬の亀山』 渡辺裕司 木版画/文=渡辺裕司)

渡辺裕司先生語録

雪の作品、途なかば―。

渡辺裕司作品 和紙の白。格別な肌触りをもって、日本の湿度を多分に含んだ白。多色摺りの作品を摺り進んでいくと、その美しい色が他の色に埋め尽くされて消えてしまうのがもったいない、と感じることがあって、和紙の白を生かした作品を作りたいと、かねがね思っていた。

 2005年の冬の始まりに雪国を訪ねた。積雪を見るのが珍しい旅人にとって、見渡す限り雪の世界はわくわくするが、住む人にとっては大変なことだろう。小さくなって物陰からそっと写生し、それでも待望の白を大事に、6点の作品を創ることができた。

 雪の作品、途なかば―。

〔図版=『雪積む町』 渡辺裕司/文=渡辺裕司(『渡辺裕司木版画集』/山画廊2007年発行〕


月や星のある風景

 戦後の幼年期、しばらく田舎では燃費節減のため、「もらい湯」という習慣があり、近くの親戚同士が交代で互いの風呂を使いに往き来していました。暗い田舎の田んぼ道では、月を見上げ、星と対話するしか小才がなく、明日の希いを星に託す家族の語らいの湯でもありました。

 その後、都市へ移って生活は一変しますが、フトしたことで信州の山中に住むようになって最初の夜、空には星が満ちて新たな生活の不安を払拭してくれました。信州での10年は美しき星の再発見、星と過ごしたといってもよいでしょう。現在は東京住まいでほとんど星は見えませんが、終焉の地は、こぼれるような星屑が手に届きそうな場所であったらと祈っています。

(渡辺裕司)

渡辺裕司|略歴

渡辺 裕司 (わたなべ ゆうじ)

渡辺裕司先生

1941年三重県生まれ/1963年木下富雄氏に師事・木版画を始める/1966年日本版画協会展初入選/1968年日本版画協会展奨励賞・準会員推挙/水彩協会展版画部最高賞/1984年期待の新人版画大賞展買上賞/1986年信州版画協会展知事賞/2003年イタリアを巡る/渡辺裕司木版画展『イタリア紀行』(ギャラリータマミジアム)/2005年「日本の華麗なる手仕事の世界展」(ギャラリーアリザリヌ/フランス・パリ)〔主催:山画廊〕/2007年渡辺裕司木版画展『雪積む町』(ギャラリータマミジアム)/『渡辺裕司木版画集-星の旅 星の詞』出版(著者:渡辺裕司/発行:山画廊 2007年)/2010年渡辺裕司木版画展『遠野雪景』(ギャラリータマミジアム)/現在:三重県亀山市在住

〔図版=個展会場の渡辺裕司先生(2010年ギャラリータマミジアムにて)〕

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