現代版画100選展-第2幕-物語のはじまり|2007年6月30日(土)〜7月14日(土)〔※水曜日休み〕|午前11時〜午後6時
版画家で銅版画家の猪飼正、伊藤亜砂、植村美子代、牛尾篤、大塩紗永、尾崎ユタカ、木原康行、小浦昇、坂田季代子、佐藤しおり、清水敦、杉本一文、渡辺達正や、木版画家の栗田政裕、酒井政保、菅原はじめ、高垣秀光、平栗幸雄、吉田正樹、渡辺裕司、そしてリトグラフ作家の宮崎文子による、優れた銅版画、木版画、リトグラフ作品の展覧会「現代版画100選展」をご紹介。(敬称略)

展覧会のご案内
このたびギャラリータマミジアムでは、2年ぶり2回目となる「現代版画100選展」と称した展覧会を開催致します。
本展では、現在版画界や出版界など、各方面でご活躍されている21名の作家が出品します。木版画、銅版画、リトグラフなど、様々な技法が用いられた創作版画の世界を、是非ご高覧ください。
〔図版=『SLENDER SNOUT 2』 小浦昇 色彩銅版画〕
現代版画100選展-第2幕-物語のはじまり-開催概要

現代版画100選展
30日〜7月14日(水曜は休み)の午前11時〜午後6時、名古屋市中区錦3のギャラリータマミジアム(052・957・3603)。
21人の作家による木版画、銅版画、色彩銅版画=写真=は小浦昇さんの『SLENDER SNOUT 2』=、リトグラフなどの創作版画約100点。
〔朝日新聞6月28日(木)朝刊愛知総合版より〕

イーハトーブの木版画家
現代版画100選展第2幕に作品をご出品頂いた木版画家の菅原はじめ先生が7月12日(木)、岩手県から飛行機で会場に駆けつけてくださいました。菅原はじめ先生は岩手県生まれ。現在は宮沢賢治の故郷である花巻市を活動の拠点として、作品を制作されています。
菅原はじめ先生の作風には、岩手県という環境から生み出された土俗性のようなものが表現されていて、故郷に対する敬愛の念、そして故郷をあとにした人々が抱く望郷の念が込められているようです。作品に投影されたこれらの思いは、作家がパリへ留学した経験を踏まえたことにより、更に強固なものへとなったのでしょう。
今回の展覧会には、やはり岩手県生まれの詩人、石川啄木の詩をヒントに制作された板目木版画作品2点を含む、計4点が出品されました。菅原はじめ先生は、石川啄木や宮沢賢治が故郷である岩手に感じていたものと、現在菅原はじめ先生ご自身が感じている故郷への思いを重ねながら、自分なりの解釈で、その内面性を詩情豊か表現している木版画家です。今後も是非、ご注目ください。
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