栃久保操展-『鬼MANDARA』|名古屋の画廊ギャラリータマミジアム

栃久保操展-チタン・アートと鬼MANDARA|2007年6月7日(木)〜6月17日(日)〔※13日(水)休み〕|午前11時〜午後6時

栃久保操先生による「鬼MANDARA」をテーマとしたチタンアートやロウ彩画作品の展覧会「栃久保操展」をご紹介。

栃久保操展-展覧会のご案内

栃久保操作品画像

展覧会のご案内

 栃久保操先生は、「チタンアート」、そして「ロウ彩画」と呼ばれる独自の技法を駆使して作品を制作している稀有な作家です。その独特の表現技法で、自らの思いを「鬼」に託し、なんとも人間くさい鬼の表現スタイルを研究されて来られました。

 本展では、『鬼MANDARA(曼荼羅)』シリーズの作品を中心に、『魚群』、『蝶』、『蟹』、『仏法僧』などのシリーズも出品され、栃久保操先生らしさあふれる多数の愛らしい作品が並べられます。

 本展におきまして、栃久保操先生のヒューマニズムあふれる世界観を、是非ご高覧ください

〔図版=『鬼MANDARA』 栃久保操 チタンアート〕


栃久保操チタン・アート展-開催概要

展覧会名
栃久保操展-鬼MANDARA(曼荼羅)-Sou Tochikubo Exhibition 2007
展覧会会期
2007年6月7日(木)〜6月17日(日)
開廊時間
午前11時〜午後6時(最終日は午後5時まで)
休廊日
6月13日(水)
入場観覧料
無料
出品作家
栃久保 操 (とちくぼ そう)
作家来廊日
常在
展示内容
チタンアート/ろう彩画/他

栃久保操展が紹介されました

栃久保操展新聞記事画像

栃久保操展

 7日(木)〜17日(日)、午前11時〜午後6時、名古屋市中区錦3丁目のギャラリータマミジアム(栄駅、電話052・957・3603)。

 愛知県豊橋市の画家。ろうやチタン、岩絵の具、着物の帯地など、様々な素材を使った絵画を制作する。幼少期を過ごした奥三河の自然に思いをはせた「鬼MANDARA」シリーズ=写真=をはじめ、チョウや魚群などをモチーフにした新作約40点を展示。

 赤、青、黄を基調に、生きとし生けるものを愛らしい表情で描いた。13日休み

〔朝日新聞6月6日(水)夕刊より〕

栃久保操先生の鬼MANDARA(鬼曼陀羅)について

私の鬼MANDARA(鬼曼陀羅)

栃久保操作品 私の幼児期、少年期は、山深い奥三河の自然の中で育ちました。虫や魚や花と遊び、山仕事を手伝い、自然に対する造詣は、人一倍深いものと自負しています。その思いを「鬼」に託して表現してみたいという考えが、鬼を描く動機となりました。

 私の鬼は、小石についている複雑な風紋の線を展開してゆく手法をとります。鬼の図形の中で、植物、動物など、地上に生きとし生けるものが仲良く共生し、その中心には大日如来を表す太陽を配するのが、私の鬼MANDARAです。即ち、生命あるものの象徴として鬼をとらえています。

 さらに私の思考する鬼は、民話、伝説、民族芸能に登場する鬼ではなく、現代に誕生した鬼で、地球をめぐる自然の健全状況も感知します。天衣無類、自由に大飛空し、自由に休息し、明日への活力を発信してくれます。展覧会場内で、この鬼たちが生き生きと幸を呼んでくれますよう、願っております。

〔図版=『鬼MANDARA』 栃久保操〕

(栃久保 操)

「栃久保操展」展覧会リーフレットより

栃久保操先生

水魚

 こどもの頃、板敷川でよく釣りをした。 今でも、あの頃の清流の音と透明色は、脳裏に妬きついて忘れられない。

 私の遊んだ川は、ダムの中に沈んでしまった。 山がはぐくんだ命の水を、たっぷり吸って勢いよく泳ぐ水魚(あまご・いわな)を描いてみたいと思う。 山や川や水魚に、幸多かれと思う。

〔写真=ギャラリータマミジアム内での栃久保操先生〕

私の鬼MANDARA(鬼曼陀羅)

 花祭りの里、奥三河で生まれた私にとって、郷土文化として親しんできた「鬼」は山の神として、山の幸への感謝がイメージ化されたものです。小石についている複雑な線をスケッチし、この線が自由に動きだして踊ってみたり、寝そべってみたり、さらに生きとし生けるものが絡み合って、私の鬼MANDARAが生まれます。

ロウ彩と私

  ロウと人間生活のかかわりは、古くから世界各地で濃密に行われてきました。今でも東南アジアでロウ染めとして貴重な素材になっています。他にも中南米(インカ)の焼物にも防色材として使用された痕跡があります。

 このようなロウも、使用し役目を終えると熱処理し、取り去ってしまいます。そこで私は、ロウそのものに色を付け、そのまま残すことを考えてみました。こうして描く絵を、私はロウ彩画と名付けました。

 製作過程は、厚紙を固定し、その上に布を張り、更に蚊帳を張ってキャンバスを作ります。下絵を描き、色彩ロウをほどこします。その間に、水性系の染料・顔料で埋め、最後に岩絵具で仕上げます。水と油の関係をうまく利用し、ロウの輝色に個性をもたせます。布の持つ素材・染柄・織・風合いをうまく取り入れ、蚊帳はロウの固定の役割をし、光の反射に変化をもたらせます。

 今後も、布の持つ民族、歴史、文化の世界マップを活用し、布・蚊帳・ロウ彩の関係をおし進め、新しい絵画のジャンルを開拓したいと考えています。

(栃久保 操)

栃久保操|略歴

栃久保 操 (とちくぼ そう)

栃久保操作品1940年愛知県南設楽郡鳳来町出身/1966年多摩美術大学日本画科卒業/1990年栃久保操展「魚の詩・街の詩」(豊橋市美術博物館)/1993年栃久保操展(東京大丸百貨店・名古屋電気文化会館)/魚の詩チタンアート公開/1994年チタンアート屋外壁画「鬼の道祖神」を制作(広島)/1995年第7回国際美術大賞展「魚の詩」(銀賞)・「鬼曼荼羅」(入選)/1996年企画展「鬼曼荼羅」(日本の鬼の交流博物館/京都府大江町)/上野の森美術館大賞展「川の詩・岩魚」入選/1999年岩手県北上市総合陸上競技場メインスタンド・レリーフ「鬼へんばい」をチタンカラーで制作/2002年佐賀県江北町「水の浄化センター」壁画「魚群」制作/企画展「鬼と森」(日本の鬼の交流博物館/京都府大江町)/2006年「ものづくりフェア2006 in 東三河」チタンアート製作の「鬼3点」を出品/「チタンアートへの期待」講演(愛知工業大学)/2007年栃久保操展(ギャラリータマミジアム)/2007年現在;FM豊橋「栃久保ワールド」に出演中/愛知県豊橋市在住

〔図版=『鬼MANDARA』 栃久保操 チタン・アート〕

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