杉本一文原画展-横溝正史推理探偵小説金田一耕助シリーズより|2007年4月21日(土)〜29日(土)〔※25日(水)休み〕
イラストレーターで銅版画家の杉本一文先生によるイラストレーション作品の中から、横溝正史氏による角川文庫版推理探偵小説「金田一耕助」シリーズを中心に『八つ墓村』や『犬神家の一族』などの表紙絵原画約50点を展示する展覧会「杉本一文原画展」をご紹介。

展覧会のご案内
本展は1970年代に角川書店が発行した横溝正史氏による「金田一耕助シリーズ」のブックカバー等、横溝正史ブームの主役となった角川文庫における横溝作品のすべての表紙絵イラストレーションを担当した杉本一文先生による展覧会です。『八つ墓村』、『悪魔の手毬唄』、『犬神家の一族』など、そのイラストレーションの真髄を極めた境地は圧巻です。
また、杉本一文先生は1997年に50歳を機に銅版画の制作を始めますが、この新しい仕事、つまり表現者としての新しい挑戦を語る上で横溝正史作品の原画イラストレーションを手掛けてきた過程を見逃すことはできません。会場には展示できないほどのたくさんの作品が並びますが、是非ごゆっくりとご高覧くださいますよう、ご案内申し上げます。
〔図版=角川文庫版『八つ墓村』表紙絵原画 杉本一文 (横溝正史氏による推理探偵小説「金田一耕助シリーズ」より)〕
杉本一文原画展-開催概要
杉本一文先生による角川文庫版横溝正史推理探偵小説の表紙絵原画出品作品リスト
悪魔が来りて笛を吹く/悪魔の設計図/悪魔の寵児/悪魔の手毬唄/犬神家の一族/空蝉処女/黄金の指紋/貸しボート十三号/神隠しにあった女/仮面劇場/仮面城/仮面舞踏会/蔵の中/鬼火/獄門島/殺人暦/女王蜂/真珠郎/人面瘡/姿なき怪人/大迷宮/血蝙蝠/蝶々殺人事件/髑髏検校/扉の陰の女/羽子板娘/花髑髏/びっくり箱殺人事件/病院坂の首縊りの家(上)/病院坂の首縊りの家(下)/不死蝶/舟幽霊/ペルシャ猫を抱く女/本陣殺人事件/魔女の暦/迷宮の扉/迷路荘の惨劇/迷路の花嫁/夜光怪人/八つ墓村/誘蛾燈/幽霊鉄火面/幽霊座/夜歩く/夜の黒豹/2,500万部突破記念・横溝正史フェア
〔図版=『幽霊座』 杉本一文 (角川文庫版横溝正史推理探偵小説「金田一耕助シリーズ」表紙絵より)
杉本一文(すぎもといちぶん)略歴

1947年福井県生まれ/1969年東京デザインカレッジ卒業後、助手として勤務。/1970年デザイン事務所勤務/イラスト集を自費出版/1972年フリーとなる。以後、書籍を中心にイラストを描き、今日に至る。/1970年代、角川書店が発行した横溝正史氏の金田一耕助シリーズのブックカバー等、横溝正史ブームの主役となった角川文庫における横溝正史作品のすべての表紙イラストを担当する。/1997年50歳を機に銅版画を始める。/1998年第1回銅夢版画展(東京)に参加(以後毎年)/第3回国際ミニプリント・トリエンナーレ(フィンランド)/1999年第7回プリンツ21グランプリ展’99(日本)/第2回国際蔵書票展(クロアチア)/2001年第1回杉本一文の銅版画展(アートスペース花/東京)/第4回グリビッツェ国際蔵書票コンペティション(ポーランド)審査員特別賞/2002年第3回国際小版画・蔵書票トリエンナーレ(チェコ)/杉本一文銅版画集『翼類伝説』出版(岩崎電子出版)/2003年第1回アンカラ国際蔵書票コンペティション(トルコ)/第5回グリビッツェ国際蔵書票コンペティション(ポーランド)/2004年台湾日本蔵書票交流文化展(台湾)優選賞/杉本一文自選銅版画と蔵書票展(ギャラリーLa Mer/東京)/現代蔵書票秀作展(養清堂画廊/東京)/2005年世界の書票展(ワイアートギャラリー/大阪)/第1回国際小版画&EXLIBRISビエンナーレGniezo「EUROPE IN SIGNS」(ポーランド)/第4回国際小版画・蔵書票トリエンナーレ」(チェコ)フランツ・フォン・バイロス賞/第6回グリビッツェ国際蔵書票コンペティション(ポーランド)/2006年選抜・銅夢版画工房展(ギャラリータマミジアム)/杉本一文個展「翼類伝説」(ギャラリータマミジアム)/2007年杉本一文原画イラストレーション展-角川文庫版横溝正史摺り探偵小説「金田一耕助シリーズ」を中心に-(ギャラリータマミジアム)/2007年現在:日本書票協会会員
〔図版=『花髑髏』 杉本一文 (角川文庫版横溝正史推理探偵小説「由利麟太郎シリーズ」表紙絵より)〕

杉本一文原画展
21日(土)〜29日(日)(祝)、午前11時〜午後6時、名古屋市中区錦3丁目のギャラリータマミジアム(栄駅、電話052・957・3603)。
角川文庫から出版された横溝正史の探偵小説「金田一耕助シリーズ」の表紙をはじめ、装丁や挿絵などを手がけるイラストレーター。
今展は、金田一シリーズから「犬神家の一族」「八つ墓村」などの原画約40点を紹介=写真。小説の怪奇な世界をほうふつさせる作品が並ぶ。「生と死」などをテーマに描いた銅版画約20点も。25日休み。
〔朝日新聞4月18日(水)夕刊より〕
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