メゾチントの美学-猪飼正と清水敦と藤江彰による銅版画世界展|2006年4月8日(土)〜4月22日(土)〔※水・木曜日休廊〕
現代の銅版画家で卓越したメゾチント技法を用いる猪飼正、清水敦、藤江彰の3作家による銅版画の展覧会「猪飼正と清水敦と藤江彰による銅版画世界展」をご紹介。

展覧会のご案内
メゾチントとは銅版画技法の一種で、17世紀中頃にドイツで発明されました。ロッカーと呼ばれる、先端に無数の刃がついた道具を左右にゆらして銅板に「まくれ」をほどこし、これをスクレイパーやバニッシャーと呼ばれる道具で削ったり磨いたりしながら、様々な階調の調子をつくり図像を描いていく技法です。特に黒色インクで刷り上げた作品には、ビロードのような質感の深い味わいがあります。
本展では、メゾチント作家として現在第一線でご活躍されている猪飼 正先生、清水 敦先生、そして藤江 彰先生のそれぞれの作品世界をご紹介するとともに、メゾチント技法の持つ今日的な意味合いを考察することができれば幸いです。是非、ご高覧ください。
〔図版=『パンジー』 清水 敦 銅版画メゾチント〕
メゾチントの美学-開催概要
猪飼 正[Tadashi Ikai]

1935年名古屋市生まれ/1970年銅版画を独学で始める/1984年第15回日動版画グランプリ展/1985年セントラル美術館版画大賞展「期待の新人作家」版画大賞展(買上賞)/1986年第31回CWAJ現代版画展(アメリカンクラブ/東京)(以後出品を重ねる)/1987年猪飼正個展(伊勢丹百貨店/新宿) 〔以後名鉄(名古屋)・名鉄丸越(金沢)・伊勢丹(新宿・浦和・松戸)・大丸(東京)・まるひろ(埼玉)・西武(富山・錦糸町)・松菱(津)の各百貨店で個展開催を重ねる〕/1992年ミヤコ版画賞展(受賞)(都画廊/大阪)/2003年銅版画の魅力展(ギャラリータマミジアム)/2005年日本の現代版画展(ギャラリータマミジアム)/2006年「メゾチントの美学」展-猪飼正・清水敦・藤江彰の銅版画世界
清水 敦[Atsushi Shimizu]

1937年東京生まれ(現在は北海道網走市に在住)/1963年渡道・独学で銅版画を始める/1964年全道展奨励賞/シェル美術賞展佳作/1965年全道展知事賞/1976年渡独・ビュランを学ぶ/北海道女子短期大学非常勤講師(90年まで)/1990年清水敦の全貌展(玉英画廊)/1997年清水敦新作銅版画展(玉英画廊)/1998年清水敦銅版画逸品展(玉英画廊)/2003年「銅版画の魅力」展(ギャラリータマミジアム)/清水敦・藤江彰銅版画展「メゾチントの美学」(ギャラリータマミジアム)
藤江 彰[Akira Fujie]

1950年東京生まれ(現在は千葉県佐倉市に在住)/1980-81年 フランスに滞在/1982年雑誌『ミセス』連載の三木卓のエッセイにメゾチント作品によるカットを1年間担当/1983年「メゾチント作家特集展」に出品(ギャラリータピエス/神戸)/1985年藤江彰個展(画廊穹/名古屋)/藤江彰個展「小さな生きものと草花」(ギャラリーアメリア/東京)/1986年「メゾチント作家特集展」に出品(ギャラリータピエス/神戸)/1986-87年雑誌『ハイミセス』目次にメゾチント作品によるカットを2年にわたり担当/1991年「メゾチント作家特集展」(ギャラリータピエス/神戸)/2000年版画集「小鳥たちの四季」刊行記念展/2003年「清水敦・藤江彰銅版画展-メゾチントの美学-」(ギャラリータマミジアム)/2005年日本の現代版画展(ギャラリータマミジアム)/2006年「メゾチントの美学展」-猪飼正・清水敦・藤江彰の銅版画世界-
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