ベン・シャーン展|第1期:2001年10月6日(土)〜10月21日(日)|第2期:2001年10月27日(土)〜11月11日(日)〔※水曜日休廊〕
「線の画家」と呼ばれ、20世紀アメリカ美術を代表するアーティスト、ベン・シャーン(Ben Shahn)の、アトリエにのこされたヒューマニティあふれるドローイングや版画の遺作を展示する展覧会「ベン・シャーン展」をご紹介。

展覧会のご案内
「線の画家」と呼ばれ、20世紀アメリカ美術を代表するアーティスト、ベン・シャーン(1898年〜1969年)の、ドローイング作品を中心にご紹介いたします。線に込められた社会観や人生観、そして熱く語られるヒューマニズムの精神を是非、ご高覧ください。
また、会期中は学芸員による作品解説と講義を予定しております。
ベン・シャーン展-開催概要
ベン・シャーン展
本展では、ベン・シャーンが1969年に70歳でこの世を去るまでの間にアトリエに遺された遺品、約3,000点の中から、制作の原点とも言うべきエスキース類にスポットをあて、ドローイングを中心に約50点の作品を紹介する。エスキース類は50年以上に及ぶ作家活動の言わば汗水にあたる部分であり、作家としての苦悩、人生観、使命感、民族意識、そして人格形成のメカニズムと創造との多様な関わりを生々しく伝えてくれる。
これらが放つ熱いメッセージを通して、ベン・シャーンの創造へのプロセスを僅かでも垣間見られる機会となれば幸いである。
第1期「アトリエに残されたメッセージ」。第2期「人々へ、20世紀から」。
1898年リトアニアに生まれたベン・シャーンは、ユダヤ人迫害風潮が強まる時期に8歳で両親と共にアメリカへ移住した。その後はニューヨークでリトグラファーとして身を立てながらも、自分が生きた時代に起きた社会的な事件に強い関心を寄せ、積極的にこれらを題材とした作品を手掛けるようになる。リトアニアでの幼少体験が、その後のベン・シャーンの感性と行動力に少なからず影響を与えたのは間違いない。
1958年アメリカグラフィック協会金メダル受賞ほか受賞多数。
〔『アートタウン』2001年10月号より〕
ベン・シャーン (Ben Shahn)
1898年リトアニアのカナウスに生まれる/1906年家族と共にアメリカへ移住/ニューヨークのブルックリンに住む/1948年Look誌によりアメリカを代表する10人の画家に選ばれる/1956年ハーバード大学で講義する/ペンシルヴァニア美術アカデミーよりジョセフ・E・テンプル金メダルを受ける/国立文芸協会メンバーに選ばれる/1959年アメリカ芸術・科学アカデミーメンバーに選ばれる/1961年コーコラン美術館より現代アメリカ油絵展メダルを受ける/1962年プリンストン大学名誉芸術博士号を受ける/世界の巨匠シリーズ『ベン・シャーン』(東野芳明著・平凡社刊)出版される/1963年BBC放送制作『ベン・シャーンのアメリカ』が放映される/1964年ニュージャージー州300年祭メダル、国立文芸協会金メダルを受ける/ヘブライ・ユニオン大学より名誉博士号を受ける/ラトガース大学より文学博士号を受ける/1966年アメリカ建築家協会金メダルを受ける/プラット・インスチィチュートより名誉芸術博士号を受ける/1967年アート・ディレクターズ会長金メダルを受ける/プエルトリコ芸術科学アカデミー会員に選ばれる/1969年ニューヨークで死去
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